「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2004年8月

ブラスト!
 大阪厚生年金会館にて「blast!」を見てきました。 なんじゃそれは?と聞かれると僕も説明に困るのですが、簡単に言えば抜群にカッコイイマーチング・・・・・・なんか違うなぁ。 金管楽器と打楽器、そしてダンスが融合した、とにかく楽しいエンターテイメントステージなんです。
 ホーンセクションがかっこいいのはスペクトラム(古いなぁ)で知ってましたが、ドラムがこれほどとは!! 石川直さんとDavid E.Coxさんとの「バッテリー・バトル」はまさに神業、鳥肌ものでした。 思わず帰りに石川さんのDVDを買っちゃった。
 休憩時にロビーで開催された「地獄のメリーゴーランド」も満喫し、お得感いっぱいの満腹ステージでした。 機会があれば是非ご覧ください。
 宿泊は、同じく厚生年金会館、シングル一泊4,620円と格安ぅ!
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2004年8月31日(火)  No.387

二百九日
 店を新しくして5年が経ちました。 店内の配置替えは割とマメにやっているつもりですが、9月6日(月)と7日(火)の2日間を休ませていただいて本格的な模様替えをすることにしました。 ご迷惑をおかけしますがよろしくおねがいします。 ちょうど一週間前の今日は、あれこれ準備に追われています。
 夜行バスで京都へ立つ予定でしたが、台風16号が日本上陸し大変な被害が出ているので落ち着くまで出発を見合わせることにしました。 被害に遭われた方々の心中お察し申し上げます。
 その台風の影響で南風が入り、フェーン現象で気温が朝から体温を超えました。 この日記を書いている現在(21:40)富山も風が強くなってきました。 風速50メートルを越えた地方もあるということで自然の驚異をまざまざと思い知らされています。 人はなにもできずに、じっとしているしかないのですから。
 今年はうるう年なので明日8月31日が二百十日、台風の厄日です。 暦通りになってしまいました。
2004年8月30日(月)  No.386

銅メダル受賞
 子どもモノづくりロボット大会最終日、朝から競技がおこなわれます。 4本足ロボットは障害物競走、6本足はロボット相撲、8本足はロボット宅急便で競います。 昨日の夕刻まではほとんどノーマル使用だった各ロボットが改造&装飾され個性的に変貌しています。 みんな頑張ったんですね。ウチの子も夜10時まで作業してました。
 左の写真は相撲競技の様子。 中心に穴のあいた半畳のリングで先に落ちた方が負け、というシンプルなルールです。 右が我がヘラクレス号、基本を逸脱してアームを下方に横付けにしています。 子ども曰く「重心を下げて、ツノで相手の足をはらう作戦」です。
 結果は3位! ラポールで銅メダルをもらい、本人は大満足でした。 優勝したロボットは、脇をアルミで囲い攻撃を受けにくくし(我々は「要塞」と呼んでました)、アームを地面まで下げて相手をすくいあげる仕様で、リモコンコードにも気を使った完成度の高いロボットでした。 「性能の良い物は美しい形をしている」というのは真理だと思います(逆は違う場合があるけど)。
2004年8月29日(日)  No.385

自作鼻緒をつくる
 いつも履いている3000円の右近下駄の鼻緒が切れそうです。 新しいのを買おうにも(ウチでも売ってはいますが…)数千円はするので、モノは試しに作ってみることにしました(写真をクリックすると拡大)。 これが意外と簡単で、出来映えはともかく、驚異的に安価です。 今回は150円以下でした。 こちらに詳細をアップしましたのでご覧ください。
 今日も朝からロボット会場へ。 しか〜し、その前にプレイガイドでチケット購入のため並びました。 開店1時間前(a.m.9)についたのですが、すでに先客が10人、ううっ。
 じつは今日は8つのステージのチケット販売初日なのです。 ざっとあげると、熊川哲也Kバレエカンパニー(ドン・キホーテ)、葉加瀬太郎、キエフ・バレエ(くるみ割り人形)、藤あや子、劇団四季(ジーザス・クライスト=スーパースター)、徳永英明、グレン・ミラー・オーケストラ、あとひとつ…思い出せないっっっ。
 とくに熊川さんの人気が高く、およそ半数の方が求めていた気がします。 僕が何を買ったかって? フフフ、すでにおわかりでしょう。
 今日は片貝木綿に黒地にグレー絣の麻半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴。 自分でつくってすげた右近下駄のテスト中。
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2004年8月28日(土)  No.384

第4回世界子どもモノづくりロボット大会
 小学校生活最後の夏休み、いろいろ頑張ったご褒美に長男をロボット作りセミナーに連れて行きました(本当は僕が興味津々だったこともあります)。 NPO団体「子どもモノづくり教育支援事業団」が主催し、高校生や大学生のボランティアスタッフのお世話で太閤山ランドのふるさとパレス(巨大アリーナ)を借り切って開催されます。 すでに4回目なんですね、知りませんでした。
 中学年までは親子で4本足ロボット、高学年は6本足ロボット、中学生は8本足と難度が上がって行きます。 メカはけっこう複雑なので、父親の手助けも必要か?と半ば期待していたのですが、出る幕がありませんでした。 今日一日で基本形は完成したので、これからアレンジと装飾することになります。
 写真はデモのロボット「しろやぎ04」(左端)。 凄いスピードで歩行し、変形?しながら進路を変えます。 まるで合体ロボットのようでした、カッコイイ!! 大人からはどよめきが、子ども達からは歓声があがってました。
 あ、そうそうお気づきかもしれませんが、僕は「子ども」と表記するよう気をつけています。 「供」という字が好ましいとは思えないからです。 このNPOも「子ども」を使ってるので好感を持ちました。
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2004年8月27日(金)  No.383

無花果
 「おばあちゃんにお供えしてあげて」と祖母の好物だったいちじくを数個いただきました。 今日で祖母が亡くなってちょうど半年です。 あっという間だったような長かったような複雑な気持ちです。 まだ気持ちの整理がついてない部分もあるのですが、故人の為にもあまり引きずってはいけないと聞きました。 気持ちを切り替えて頑張ります。
 きょうは木綿縞の2/3きものにシケ引きのヘコオビ、薄緑の木綿袴です。
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2004年8月26日(木)  No.382

そろそろ稲刈り
 自転車で村部を走っていると稲刈りを見かけました。 酒米でしょうか?もうそんな時期なんですね。
 そういえば去年は田んぼの学校と称して、子ども達が種もみから田植え・生育管理(草取り)・収穫・脱穀ともみすりまで一貫して体験する授業がありました。
 我が家ではバケツで稲作に挑戦し、見事(一応)お米を収穫できたことを思い出しました。 親の僕にとってもいい経験でした。
 きょうは縞の麻に黒の麻半衿、黒の角帯に薄茶の木綿袴です。
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2004年8月25日(水)  No.381

西町のニシの市
 協同組合城端西町商店会では毎月24日を含む2日間「西の市」という共同売出をして、各店が工夫を凝らした催し物を企画しています。
 今月のきよべは「撫松庵&KEITA MARUYAMAプレタゆかた30%オフ」「浴衣げた3割引」などセールです。 「えっ、今ごろバーゲン?」と思われるかもしれませんが、城端では9月のむぎや祭にもゆかたを着るので、他よりちょっと遅いんです。 むぎやの総踊りには是非ゆかたで参加してください。
 今日は紺のコサシルクにくすんだクリームの半衿、黒の角帯にくすんだ薄緑の木綿袴です。
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2004年8月24日(火)  No.380

いわんやきものをや…
 今日は休日、女子マラソン(TV)観戦のオリンピック疲れ(笑)で家でノンビリしています。 何にも考えずにボーッとする時間って貴重ですね(といいながら結構多い)。
 我が家のテレビ(28インチ)はすでに18年選手です。 画面がフラットじゃなかったり、上下の文字が少し切れたりしてますが、さしあたって不都合は感じません。 しかし内蔵スピーカーが小さいので音が貧弱でした。
 ふと思い立って、じゃんとこいに預けてあったこれまた20年くらい前のミニコンポ(AKAI製)を持ち帰り接続してみることに(写真)。 置き場には困りますが、音は格段に良くなったので満足しています。
 7月23日の日記に「10年使えるものを買う」と書きましたが、家電でもそれ以上の耐久性がありますね。
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2004年8月23日(月)  No.379

手さげ袋をセミオーダー
 スーパーや量販店では、僕らが“吊るし”と呼んでいる仕立て上がり浴衣がほとんどです。 きものを手軽に着るきっかけにはなるので悪いことだとは思ってません。 吊るしに飽き足らない方が専門店で注染や長板染めの本格的な浴衣をみてくださればと考えています。 ただ仕立て上がり浴衣では残りギレがでないので(当然ですが)、「お楽しみ」が一つ減っています。
 写真は共布で作った手提げです。 持ち手は竹、底は麻、裏は可愛い木綿生地をあてました。 オマケの小袋付きです。 生地さえあれば安く作れますよ。
 今日はグレーの紗に縞の半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴。 めっきり涼しくなりました。
2004年8月22日(日)  No.378

華氏911に涙する
 富山では今日封切りになったマイケル・ムーア監督作品「華氏911」をレイトショーで観てきました。 カンヌ映画祭でパルムドールを穫った話題の作品です。 当初、全米で上映できないかと心配されたのですが受賞で勢いづき、大ヒットしています。
 結論から言うと、傑作です。 言葉を選ばずにいえば娯楽作品としても優れているし、ドキュメンタリーとしても秀逸です。 是非ご覧になってください。
 映画館で初めて涙しました。…というのも「作りもの」では「現実」を越えられないからです。 世の中には世の中には酷い事実がたくさんあります。 息子を殺されたイラク人の嘆き、息子が戦死したアメリカ人の嘆き。 どう違うというのでしょうか? 酷な言い方ですが、どちらも必要の無かった死です。
 不正が噂される選挙を経て、民意とは逆に大統領になることができたブッシュ(息子)。 先の大統領選のときに「アメリカちゃなんちゅー“遅れた”国やなぁ…」と内心笑ってました。 映画でも9/11までのブッシュ(息子)の行状は笑いを誘います。 でも笑ってなんかいられないんです、事態は悪い方向へと一直線に進んでます
 既に見知っていた報道もあったけれど、9/11当日小学校にいた大統領の表情など日本では見たことのなかった映像もあり見応え充分です。 小心で治世能力の無い人物をトップに選んでしまった米国民の誤判断。
 環境派ということで対立候補のゴア氏をなんとなく応援していたけれど、もし「ゴア大統領」になっていたら世界は違っていた気がします。 「環境問題」という人類共通(主に先進国ですが)の「難敵」がいたので、世界はまとまるかと思われたのですが…。 それを石油利権にまみれたブッシュ親子が反古にし、別の「敵」(アフガン・アルカイダ・イラク)を無理矢理したてたてたのです。
 サウジアラビアとの関係といい、いまのアメリカは「ブッシュ商店」になりさがってるのが良くわかる映画です(イスラエルとの関係はなぜか無視されている)。 こんな国の「属国」になろうとしている日本を憂います。
 卑近な人間に強大な権力を与えてしまっては修正するのは困難です。 今度の大統領選でもブッシュ&ケリー両候補についてもちゃんと「検証」する必要があるでしょう。 二度と「誤った判断」をしてもらっちゃ困るんです。 もちろん我が国にも同じことが言えますが…。
 今日は生成りの文人絣を半衿無しで、鉄紺の兵児帯に薄茶の腰板なしの木綿袴。
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2004年8月21日(土)  No.377

城端小学校解体
 老朽化が進んだため現在地で建て直されることになった城端小学校の解体工事が始まっています。 コの字型の建物の南側と東側を最初に壊します。 職員室のあった真ん中部分はダンプカーが通れる程壊れました(写真をクリックすると拡大)。 南棟は既に跡形もありません。 仕方が無いとはいえ一抹の寂しさを感じます。 じき登校日の子ども達はどう感じるでしょうか。
 今日は伊勢木綿に草色の半衿、帯無しで前後逆にしたギャルソン前掛の軽装です。 でも呉服屋らしい…と気に入ってます。
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2004年8月20日(金)  No.376

禅書画・縁起絵作品展
 西町通りにある城端にぎわい館じゃんとこいで「禅書画・縁起絵作品展」が始まりました(9/4まで、月曜定休)。 野下在住の笹田正文さんの個展です(写真は笹田さんご夫妻、クリックすると拡大します)。
 禅画というととっつきにくそうですが、総数二十数点の絵は、とても優しいお顔をしていました、眺めているとホッとします。 ちなみに笹田さんは胡弓の名手でもあります。
 今日は2/3きものにシケ引きの兵児帯、薄茶の腰板無しの袴です。 台風の影響か強い南風が吹き、フェーン現象で気温がぐんぐん上がっていますが、このカッコだと風さえあれば暑さを感じません。
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2004年8月19日(木)  No.375

今日のおやつ その2
 夏休みもいよいよ終盤に差し掛かりました。 子ども達はわりと家にいることが多いです。 兄弟3人で楽しそうに遊んでいます(我が家はエアコンをつけません)。 きょうのおやつは葛の黒蜜かけを作りました。 適度な歯ごたえがあってとっても美味しい。 
 ネタに困ってるわけではないのですが、ときどきおやつシリーズをアップすることにします。
 今日は縞の小千谷縮にくすんだ薄い黄色の半衿、黒の角帯にざっくりした福光麻を紺鼠に染めた袴。
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2004年8月18日(水)  No.374

夏休みのスケジュール
 町内のラジオ体操は8月13日で終了しましたが、子ども達は相変わらず早起きしています。 朝食とお手伝いの間に時間があるので、娘が毎朝自分のスケジュールを書き出してます。
「8月17日(火) おはようございます。 今日も元気にいきましょう!!」
 父は毎夜のオリンピック応援で寝不足ですが、子ども達の元気を分けてもらった気がします。
 今日は深緑のコサシルクに黄緑の半衿、裂織りの角帯に草木染め木綿のざっくりした袴です。
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2004年8月17日(火)  No.373

城端の小路
 西下の田村萬盛堂さん横の小路に巨大な木の葉石と昔の写真パネルがお目見えしました。 それに伴い個人的に作ってるサイト【城端の小路】を久しぶりに更新しました。
 城端は坂の町であるとともに小路の町でもあります。 いろいろな小路にはさまざまな特徴があり、歩いて楽しい町になってます。 
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2004年8月16日(月)  No.372

子どもたちの戦争
 「マサコの戦争」を読みました。 先日引退した大脇雅子前参議院議員の少女時代を丹念に記してます。 6/14の日記に書きましたが、参議院の特別委員会で山本正和議員が小泉総理に手渡した本です。
 戦前、普通の子どもがどのように軍国少年に染まっていったか、そして終戦をどのように感じたか、嘘も誇張もなく記してます。 戦争が終わったことが、「普通」の人々にとっていかに幸せなことであったか、「あたらしい憲法のはなし」がどのように受け入れられたのか良く理解できます。
 前にも書きましたが、戦争経験者の話を聞いたことの無い女子大生が改憲を声高に訴える(しかも古老におもねるような内容で)時代です。 話は聞くことはできなくとも「普通」の戦争体験がこの本を読むことで知ることが出来ます。 中学生以上ならきっと理解できるので是非読んで欲しい一冊です。 ありがたいことに城端図書館の蔵書です。 良い図書館でしょ(自慢)
 折しもNHKスペシャルで「子どもたちの戦争〜戦時下の市民の記録」が放映されました。 戦時下を子どもとして生き抜いた人々も今では60〜70歳代。 「自分たちの遺言」との思いで次々と資料を歴史資料館に寄贈しておられるそうです。
 兄が戦死しても泣くことを知らなかった軍国少年が、数十年の時を経て万感迫り涙を流すところをとらえたシーンは圧巻でした。 映像の力は凄い(しかし詳細な「時代の流れ」を知りたい方は「マサコの戦争」をご一読することをお薦めします)。
 今日は終戦記念日。 「子どもたちの戦争」を家族で見ました。 低学年の子はともかく、小六の長男は理解したようです。 TVを見ながらの会話です。
『なんで戦争するがいろうね?』「戦争することで得する人たちがいて、知っててそれを許した大人達がいたからや」
『人を殺したらあかんがにね』「そうや、絶対あかん。みんな同じながに…敵にも家族がおることを忘れさせられていた」
『お父さん、戦争いかんなんが?』「行かない!それよりお前達を戦争にやらない社会にしたいと考えている」
 戦争の実体はもっと複雑なのですが、親子でこんな会話が出来たことを嬉しく思います。 「少国民」の例を持ち出すまでもなく、子どものときに受けた教育は一生忘れません。 僕は小学3年に聞いた、先生の子どもの頃の戦争の話を今でも覚えています。
 それにしても山本正和さんといい大脇雅子さんといい引退してしまったのが本当に惜しい。 新参議院議員達に代役が務まるのか不安です。
 きょうは紺のコサシルクに縞の半衿、福光麻の角帯をへたれむすびにしてチャコールグレーの袴を穿きました。
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2004年8月15日(日)  No.371

麻の角帯を作る
 未晒の福光麻で角帯を作りました。 20番手双糸のしっかりした三河帯芯を一重に入れてます。 既成品は僕には長すぎのるで、ちょうどいい寸法に仕立ててます。 締まりも良く夏の間重宝しそうです。
 角帯の様々な結び方を紹介するサイトがあります。 きもの日記リンクでも紹介していますが【旭屋ばっきぃの きもの遊戯】です。 これからどんどん増えるそうなので楽しみです。
 今日は朝から涼しい〜。 縞の片貝木綿に地紋の入った綿半衿。 黒の角帯にくすんだ薄緑の木綿袴です。
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2004年8月14日(土)  No.370

墓参りに着るきもの
 朝3時に起きました。そう!オリンピックの男子サッカーを見るためです。 え?もう始まってただろうって? いえハードディスクに録画しながら、追っかけ再生で見るんです。 ご存知のようにパラグアイ相手に負けてしまいました、残念。 予選通過は雲行きが怪しいです。
 夜涼しくなってから家族揃ってお墓参りしました。 昔の人はわざわざ羽織を着た…ということなので、僕もそれらしい格好で。
 白っぽい久留米の文人絣に白い麻の半衿、辛子色の角帯を久しぶりに貝の口に結びました。 堅絽(たてろ)の黒い羽織(無紋)をまとい、羽織紐は手芸用の皮バンド(?)。 黒or焦げ茶の色違いもあるので、季節によって使い分けようかと考えています。
2004年8月13日(金)  No.369

和紙ちぎり絵オリジナル作品展
 城端にぎわい館じゃんとこいにて和紙ちぎり絵オリジナル作品展が始まっています(8/18まで)。 井口在住の藤井瞳さんの個展です。 毎年3月下旬に開催される「いのくち椿まつり」の会場のひとつである正覚寺という寺院の坊守です。 藤井さんはほぼ独学でちぎり絵を学ばれ、いまでは沢山の方に教えておられます。 ぼかしの手法に特徴があるそうです。
 当店が新装オープンした時に藤井さんの作品を数点お借りし、夜のミニミニギャラリーで飾らせていただいたことがあります。 あれから5年、作風もバラエティに富むようになりました。 写真の作品も素敵でしょ?
 今日は2/3きものに福光麻の袴です。 白く晒した麻でだまし半衿を作りました。
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2004年8月12日(木)  No.368

お盆だ大掃除
 じき新盆を迎えます。 母は朝からお墓の掃除に、我々は店の大掃除をしました。 普段拭けない高いところを丹念に磨くとピカピカになります。 とっても気持ちがいいですね。
 ウィンドウは、まず濡れ拭きして、半乾きの状態で乾いた布で拭き取ります。 身体にも環境にも悪いので洗剤は使いません。 洋服をほとんど着なくなったので、シャツを裂いてぞうきん代わりに使いました。 目が細かいせいかタオルよりきれいになりますね。
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2004年8月11日(水)  No.367

着々と事務的に南砺市が生まれつつあります
 11月に城端を含めた8町村が合併して誕生する南砺市の市章が決定しました(写真左)。 選んだ人間のセンスを疑います。 いかにも「大となみ市」誕生までの”仮設市”であると宣言してるようで…トホホです。 まだ上のほうが笑いが取れる分よかったのに、世界的な話題作りにもなるし(笑)
 ちなみに上案は、城端にもこんなユーモアのある人間がいるんだよ…というコイケさんのサイト[城の端]から頂戴しました。 コイケさんは誰だ…とヤボなこと詮索するのはやめましょうね。
 婦中町や八尾町では合併の是非について住民投票まで行われているのに、南砺市は有無を言わさず合併です。 「政治」なるものはどこを向いてるのか? いったい誰の顔を立ててるんでしょうね
 今日は縞の小千谷を半衿無しで、袴は薄手の木綿です。
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2004年8月10日(火)  No.366

夏休みのイベント
 西上の児童会のお泊まり会を企画しました。 例年夏休みに一緒にどこかへ遊びに行くのですが、今年は数年ぶりに桜ヶ池自遊の森コテージで宿泊することに。 子どもの数が少ないので参加が心配だったのですが、宿泊は大人子ども合わせて13名になりました。 夕食のみの参加を入れると総勢20名の大所帯です。 飛び入り参加もあってとてもたのしい一夜になりました。 子ども達も親公認で夜更かしが出来るのではしゃいでいます。
 深夜まで起きていたのでラジオ体操は大丈夫か?と思っていたら、なんと朝5時に起きてしまったそうです。 よっぽど嬉しかったんですね。
 夕食のメニューは定番のカレーライスとBBQ。 カレーは子ども達に作らせました…父は食べるだけ(笑)
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2004年8月9日(月)  No.365

大そうめん大会
 「なんかおもしょいことしょまいけ」と友人が「大ソーメン大会」を企画しました。 なんのことはない店横の空き地で冷えた素麺を食べるだけなのです。 が、暑い中氷柱で冷やしたソーメンはとても美味です。 各自いろいろなそうめんを持ち寄りましたが、やはり極細の「揖保の糸」が美味かった〜。
 にしまち通りは微妙な傾斜がついてるので、ひょっとしたら雨ドイを使って流しそうめんができるかもしれません。 研究してみます。
 そういえば一昨年中島町のカキを焼いて食べたこともありました。 また機会があるといいなぁ…(涎)
 今日は2/3きものを半衿無しで、兵児帯に草木染め木綿の袴です。
 妻は高校のOB会で、クリーム系の紗のよろけ縞きものに品川恭子さんの渋い夏名古屋帯を締めて出席しました。 帯締は薄緑です。 目上の方々に大好評だったそうです。
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2004年8月8日(日)  No.364

プランターを植え替える
 真夏日が続いています。 暑さのせいか、店前のコンテナガーデンがヘタってきたので植え替えることにしました。 植えてちょうど3ヶ月になります。 毎朝ラジオ体操終了後に水をやってるんですが、熱に弱い品種もあるようです。
 この暑さのさなか着物姿のお客様がお越し下さいました。 おひとりは黒地に蜘蛛の巣をしぼった大胆な柄。でも単色なので意外にすっきり着こなしておられました。 もうおひとりはお茶稽古帰りの男性。涼しげな水色のきものです。
 今日は麻のきものに腰紐だけを締め、和のギャルソン前掛けでシンプルに涼しく。
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2004年8月7日(土)  No.363

むぎや祭ポスターの秘密
 城端むぎや祭協賛会理事会に出席しました。 今年のむぎや祭は9月18日19日の2日間開催です。
18日は【じゃんとこいむぎや】【じゃんとこいむぎや総踊り】【むぎや踊り競演会】【街並み踊り】
19日は【むぎや踊り講習会】【麦屋節コンクール全国大会】【むぎや踊り競演会】【街並み踊り】【むぎや踊りパレード】【総踊り】
…と盛りだくさんの内容です。 別院会場の前売りチケットも既に発売になっています。 良い席はお早めに…。
 街並み踊りの場所は「浄念寺前」「坡場の坂」「新町通り」「駅前広場」に加えて「出丸通り」が加わりました。 東山(ツクバネ山系)をバックに踊りが楽しめそうです。
 11月の市町村合併に伴い現在のような祭の形態も最後になるかもしれません。 むぎや祭推進検討委員会にて以後の祭の検討が始まっています。 初期のような住民主体に戻しながら、さらなる発展を目指します。
 写真は今年のむぎや祭ポスターです。 つづらこみちに貼りました。 5年前から紋付袴姿の人物シリーズですが、順を追って見ると男踊り(笠踊り)になっているんです。 今年のポーズでフィニッシュです。 来年からまた新たな麦屋が始まるんですね。
 今日は三分の二きものに生成りの半衿、兵児帯に薄茶の綿袴で涼しく。
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2004年8月6日(金)  No.362

萠窯の染付とのれん展
 じょうはな織館にて「萠窯(もえがま)の染付とのれん」展がはじまりました(8/22まで。水曜休館)。
 小松市在住の竹内 靖(成形)・智恵(絵付け)夫妻が作る、九谷焼の伝統を受け継いだ陶器が沢山並んでいます。 僕は貧乏性なもので普段使いにはちょっと怖い金額ですが、なかなか素敵でしたよ。 まだお若いのにきっちりまとまってるのが気になりますが、お二人の今後に期待したいです。
 きょうはグレーのサマーウールに縞の綿半衿、兵児帯に黒地の紗袴です。 袴を食器棚にひっかけてしまい。ビリッ!と少し破れてしまいました。ガ〜〜〜ン!!ショック
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2004年8月5日(木)  No.361

今年も和装でむぎや祭協賛金まわり
 富山県の二大民謡祭といえば、八尾おわら祭と城端むぎや祭です。 今年のむぎや祭は9月の18日19日(敬老の日の直前の土日)盛大に開催されます。
 今日は例年のように協賛金のお願いに砺波市内を回らせていただきました。 昨年にも増して今年は厳しいですね。 援助してくださる企業やお店に感謝するとともに、「寄付」でなく「宣伝」になる方法が無いものか考えてみます。

 夕方に東京は浅草からほんさんとさんごさんが遊びに来てくださいました。 オイデハヤというサイトも作っておられ、当方のきもの日記リンクにも登録させていただいてます。 昨年一度お見えになったのですが、定休日でご迷惑をかけてしまい、今回はリターンマッチです。
 ほんさんは麻のきものを涼やかに着こなしておられました。 この古着を漂白した時の話など、いろいろな情報を教えていただき有益な時間を過ごすことが出来ました。 きもの好きな方々とお話しするのは楽しいものです。
 きょうは新しくおろしたくすんだ黄色のcosaシルクに福光麻の半衿、深緑の絽の角帯に薄緑の麻袴、コーヒーブラウンに染めた足袋に右近下駄です。 いつもより多少かっちりした装い(のつもり)で、袴は一文字に結んでいます。
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2004年8月4日(水)  No.360

気温が体温を超えたときに…着るきもの
 きのう富山の最高気温は日本一の37℃! 体温を超えました。 こんな日は何を着ても暑い…ってことはなくって、ちゃんと涼しく過ごす方法があるんです。
 2/3きものと共布でロング前掛けを作りました。 一緒に纏えば男の二部式着物のできあがり!
 きょうは一番涼しい方法を…と袖無しにして(下にグレーのVネックシャツを着ています)、シケ引きの兵児帯を幅広くしてサッシュベルト風に巻きました。 こうなってくると「きもの」と呼んでいいのか悩みますが…。
 暑い国の人は男でも腰巻きをしてますよね、やはりあれが一番涼しいんです。実感しました。 このカッコならどんな暑さでも耐えられそうです。
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2004年8月3日(火)  No.359

2004年アジア太平洋こども演劇祭
 県民会館で「アジア太平洋こども演劇祭」を見ました。 娘がちょこっと出演するからです。 会場はほぼ満席、半数以上が子ども達で、さらに大多数が非日本人です。 僕らの周囲はロシアの子ども達…いや〜まさに非日常体験です。 
 日本はもちろん、オーストラリア・バングラデシュ・中国・インド・インドネシア・韓国・マレーシア・ネパール・ニュージーランド・シンガポール・タイ・アメリカ、そしてなぜかコンゴ・ドイツ・イタリア・ロシア…アフリカ&ヨーロッパからも沢山の国から子ども達がはるばる富山へやってきました。
 僕らが見たのはArtworks Abroad (Lynnfield Middle School)(アメリカ)のミュージカル「トランク・チューンズ」とThe Actors Studio(マレーシア)の演劇「家族写真」、そして和田朝子舞踊研究所のダンスです。
 他国の子ども達はおとな顔負けというか、おとなのミニチュアのステージを披露してくれます。 ちょっとどうかなぁ(=子どもらしくないなぁ)…と思うところもありますが、総じてレベルは非常に高いです。
 さらに彼らは良いと思ったら拍手喝采スタンディングオベーションまでしてくれます。 おかげで凄い盛り上がりで、こんな拍手をうけたことがないと娘も感激してました。 娘はとてもいい経験をさせていただいたと思います。
 今日は小千谷縮に少しくすんだ色の地紋つき半衿、黒の角帯に青黒い福光麻の袴でサムライ風です。 会場にはもうお一人水色の紗にグレーの八寸の涼やかな装いの御婦人がいらっしゃいました。
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2004年8月2日(月)  No.358

浜名湖花博へ!
 夏休み唯一の遠出、義父に誘われて子ども達と「浜名湖花博」へ行ってきました。 朝8時に砺波を出発し、夜9時には帰着予定の強行日帰りバスツアーです。 東海北陸自動車道経由でバスに乗ること片道5時間!ど〜なることかと心配していましたが、意外に子ども達は元気でした。 会場には3時間程度の滞在でしたが、密度高く楽しめた気がします。
 「花の街」「水の園」「緑の里」の3エリアがあるのですが、今回は「花の街」だけを回ることにしました。 正直言って期待していなかったのですが、想像以上に良かったです。 なかでも「浜名湖館フルレ」の水鏡シアターがオススメ。 子ども達は「わくわくランド」にあるマイナス30℃を体感できる「アイスワールド」が一番印象に残ったようです。 全然花と関係ないんですけど(笑)。
 写真は「ほほえみの庭」です。不思議の国のアリスみたいでしょ?
 お決まりのご当地キャラ(のたね以下6種)が意外な人気でこれまた驚きです。
 会場は風があって涼しかったし、暑いと思われてかそれほど混んでなかったのも幸いでした。
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2004年8月1日(日)  No.357

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