胴裏の重さ  絹裏地の胴裏(どううら)にもいくつかの種類があります

種類

重さ
別名

薄い

12匁付(もんめつき) 45g/平方メートル 貫二(かんに)

軽め

14匁付 52.5g/平方メートル 貫四(かんよん)

普通

16匁付 60g/平方メートル 貫六(かんろく)

重め

18匁付 67.5g/平方メートル 貫八(かんぱち)

厚い

20匁付 75g/平方メートル 二貫(にかん)

 匁付(もんめつき)とは1平米あたりの目方が何匁かという意味です。 大きければ重いことになります。

 あまり薄いと表生地と釣り合いが取れませんが、厚すぎるのも重くなるので嫌う方がおられます。

計算式

 18匁付=3.75×18=67.5

 胴裏1疋(2反)は6丈9尺=26.22m  巾は1尺=0.38m  面積は26.22×0.38≒100平方メートル

 貫八=1貫800匁=6.75kg  一平米あたりだと67.5gで18匁付ということになります。 

注 きものの世界では鯨尺(くじらじゃく)を使います。1尺=約38cm。 10寸=1尺 10尺=1丈

 1匁=3.75グラム  1貫=1,000匁=3.75kg

 重さは精錬前の計測です。 精錬してセリシンや不純物を取り除くと3割ほど軽くなります。


 
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