絞り草木染体験会(6/29〜7/1)

(いろ)

板締めってなに?

 絞り染めには大きくわけて、縫い絞り、括り(今回は輪ゴム)、桶絞り、板締めがあります。要は生地が染料に触れなければ模様になるのです。以下に板締めを写真で紹介します。

 適当に生地を折り畳みます。巻くのではなく、蛇腹に折り畳むのがポイント。洗濯バサミは仮押さえです。畳み終わったら、2枚の板で挟んで、輪ゴムで強力に止めます。板はますのすしを押さえている竹を使いました。

 この状態で染料につけます。ときどき染まり具合を見ながら約5分程度で、きれいに染まります。絹は動物繊維なので染め付けが良いのです。床にはシートを敷くのをお忘れなく…。草木で染まったらなかなか取れません。衣類もハネに注意してください。

 媒染剤を通して、水洗いして広げてみると…、ほらこの通り!初めてにしては上出来でしょ?陰干しにして、乾いたら低温のアイロンをあてます。これが蒸しになって、染め付けを完全にします。

 桐生の風通御召も展示しました。糸がとても細くて、着心地のよいおしゃれ着物です。織の都・桐生はとても面白い町です。ちなみに右ののれんは絞りで文字を書いています。

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