「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2005年4月

いい季節を迎えました
 例年この時期になると店前のドウダンツツジが可憐な花を咲かせます(クリックすると拡大)。 向かいのハナミズキも鮮やかに咲いています。 春祭まで2週間、城端は一番気持ちのよい季節を迎えました。
 明日は今年最初のお寺deフリマ開催日です。 GW中ということで、たくさんの方がお越しくださることを祈ってます。
 きょうは片貝木綿に焦茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーのタビ。
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2005年4月30日(土)  No.633

川島テキスタイルスクール修了展2005
 じょうはな織館で「川島テキスタイルスクール修了展2005〜京都からのたより〜」が始まりました。
《開催期間;4月29日(祝)〜5月15日(日) 入場無料 5/6&11休業》
出品参加者=清水千明、神戸裕未、石野あづさ、小林七生、伊豆本直子、樋口カヅエ、関野祥子、畠山雅子、伊藤陽香、大森清香、黒丸玲奈、日當瀬真実、細川美栄(敬称略)
みなさん今春「川島テキスタイルスクール」を卒業された方々です。 紬からオブジェまで、多彩な作品が揃いました(写真をクリックすると拡大)。
 以前見たときも思ったのですがどうやって織ったのか想像するだに難しい作品もあり楽しめます。 じっくり見ると面白いです、肩肘張らずにお気軽にご覧下さい。
 きょうは藍のコサシルクに生成りの半衿、黒の角帯に青灰のざっくり織った麻生地の袴、紺の足袋に右近下駄。 最近のお茶のコマーシャルを意識してみました(?)
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2005年4月29日(金)  No.632

日本道路公団より感謝状
 感謝状 ギフチョウの里実行委員会殿
貴委員会は東海北陸自動車道サービスエリア周辺に生息する絶滅危惧種のギフチョウの保護のため生息林の整備 食草のカンアオイの植栽 人工飼育による放蝶等の弛まぬ努力を継続されギフチョウの生息環境の整備に努められました
このことは地域と密着した高速道路事業と環境に配慮した高速道路事業を推進するJHのイメージアップに大きく貢献されましたよってここに感謝の意を表します
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 城端小学校でも世話をしているギフチョウの里実行委員会にJHより感謝状をいただけることになり、列席しました。 平成12年から始まったこの委員会、小杉町の大野 豊さんや地元ナチュラリストの方々のご指導とお世話のお陰で子どもたちにしっかり根付いています。 本当にありがたいことだと思います。 大人が真剣に子どもと関わってる手本ではないでしょうか?
 写真はヒメカンアオイの若葉に植え付けられたギフチョウの卵(クリックすると拡大)。 子どもたちは一年かけて、この状態から孵化→成長→越冬→さなぎ→羽化→放蝶するのです。 ファーブルのような昆虫博士が育つ事を願ってます。
 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄手の絹袴。 フェーン現象で異常に熱いです。 30℃を超えてるんじゃないでしょうか。
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2005年4月28日(木)  No.631

城端のンまいもん! その1
 突然始まったこの企画。 ときどき城端の隠れた“美味しいもの”を紹介していくことにします。 地元住民ならではの、濃い情報にご期待ください。
 記念すべき第一回は、「パンのうえの」さんのラスクです。
 パンの耳を焼き砂糖をまぶしただけで、まったく飾り気が無いのですが、クセになる味です。 早い者勝ちで、売ってない事も多いのが玉にキズです。
 にしまち通りにあるこのお店は、正式名称(?)は(有)上野羅紗店といいます。 ツウ好みの情報でしょ?
 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄手の絹袴。 夜から春祭の稽古が始まりました。
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2005年4月27日(水)  No.630

水月寺天神講
 娘が水月寺の天神講書道で入選したので、昨夜賞状を代理で戴いてきました。 僕は生来の悪筆なので、こんな場所に出るのは初めての経験です。 いつもは静かな境内は、小学4年生から6年生まで、たくさんの子どもたちで賑わっています。
 実は本堂に入るのも初めてなんです。 水月庵は城端に二つしか無い曹洞宗の禅寺で、もう一つの城国寺の九代目住職が創立しました。 両寺は市街地からみると、北東と南西の鬼門に位置しています。
 どうして曹洞宗の寺で天神講が?と不思議ですが、この水月庵には、城端の絹織物業者が守護神としてあおいだ天満宮が鎮座しています。 ここの天満宮縁起には、こうあります『城端絹を広めたとされる畑一族の畑庄左衛門の夢枕に白髪の老翁が現れ、「糸絹を生業とせよ」と伝えた』と。 城端の長い長い歴史の一部分が垣間見えますね。
 きょうはすぐ着替えられる、伊勢木綿に焦茶の半衿、ギャルソン前掛けです。
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2005年4月26日(火)  No.629

羽織袴にヘルメット
 新築中の城端小学校工事現場を見せてもらいました。 現在第一期工事で、南側の教室棟が造られています。 年末迄に完成し、新年早々に引っ越す予定です。
 工事中という事で電灯も無く、足場も悪いのですが、オープンスクールの概要を子どもたちも理解したようです。 新しくできる学校に興味津々の様子でした。
 きょうは緑のコサシルクにくすんだ青の半衿、黒の角帯に黒の袴に羽織。 どーもここ数日代わり映えしないので、羽織紐は緑にしてみました。 ヘルメット着用が義務づけられてるので、この姿に白ヘルです。 鏡は見ていませんが、想像するだけで笑えます。
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2005年4月25日(月)  No.628

駅前に新店舗
 4/29城端駅を降りた真ん前に新しいお店がオープンします。 フット&ボディケア専門店「ブルーシャイン」さんです。
 オーナーの藤沢さんは以前エコープラザで「フットケアのんちゃん」という名で開業し、エコープラザなき後、他地区で営業してこられました。 窓やガラスドアの装飾はオーナーがご自身でなさったんですよ。ご覧あれ(写真をクリックすると拡大します)。
 お菓子屋さんと酒屋さんの2店舗が相次いで廃業し、寂しくなっていた駅前商店街が元気になると嬉しいです。
【ブルーシャイン】0763-62-0522 □営業時間 9:30〜20:00
 きょうは厚手の木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、薄茶の足袋に右近下駄。
2005年4月24日(日)  No.627

こじゃれた名古屋帯を楽しむ会
 城端曳山祭はきもの姿の多い祭です。 男衆は紋付袴、女性は山番をなさる家では色留袖や訪問着、お客様は付下や無地、そして町民は小紋や紬など…思い思いのきもので祭を楽しみます。 本祭もですが、14日の宵祭にきもの姿で山宿巡りをする風情は、筆舌に尽くしがたいものがあります。
 今年は例年以上に沢山の方にきものを着ていただけたらと思い、「こじゃれた名古屋帯を楽しむ会」を開催しています(30日まで)。 お手持ちのきものでも、帯を変えるとイメージがかなり変わるので、お試しください(写真をクリックすると拡大)。
 きょうは片貝木綿に焦茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴。 昨夜きれいなお月様が見えたので、快晴を見越しての装いです。 晴れましたが、寒い!
 西上町内の協議員会に呼ばれました。 もちろんお祭りの話です。 今年は一番山なので、夜に高提灯をつけることになりました。
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2005年4月23日(土)  No.626

ヴォイスミュージアムに城端の街灯が…
 きょうも朝から所望のお願いに回っています。 庵連合会長は一ヶ月仕事をしない(できない)と言いますが、すべき事が多いのでさもありなんという気もします。 しかし、西上町恵友会(若連中)の皆で分担してくれるので助かります。
 遠出したついでに、小矢部東I.C.と福岡I.C.の中程にあるヴォイス・ミュージアムに立ち寄りました。 蓄音機だけかと思っていたら、ラジオ、映写機、電球、レコーダーetc. 膨大な貴重な品々に圧倒されます。 これだけの個人コレクションはちょっと考えられないんじゃないでしょうか?
 展示物も凄いのですが、藤原館長のマニアックかつ熱いお話をお聞きするのも楽しいです。 ちょうど倶利迦羅さんの八重桜まつりの準備をしておられて、始まったいきさつなども教えていただきました。 小矢部市と津幡町、県境をまたいだ両商工会が共催する珍しいイベントです。
 併設のエコーホールでお茶しましたが、入り口の街路灯はなんと城端広小路に立っていたものでした(クリックすると拡大)。 「廣小路」と書いてあるのがおわかりでしょうか? 手直しして、見事に甦ってます。 こんなところで再会できるとは思っても見ませんでした。
 もうひとつ驚いたのが、館長手作りの小型の真空管アンプの音! いい音ですね〜ノイズもないんです。
 きょうは黄色のコサシルクに黒の羽織、黒っぽい正絹袴。 昼頃とつぜん風雨が強まりビショビショに、雨男ですか!
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2005年4月22日(金)  No.625

発見!!城端に菜の花畑
 当店は店頭販売が主ですから、あまり車で走り回りません。 気がついたら数日ハンドルを握らなかったということもあります。
 ですから曳山祭の所望のお願いに普段通らない道を走ってると、いろんな発見があります。 新しいお店、家、きれいな花壇etc.
 なんと今日は菜の花畑を見つけました。 高岡市戸出では良く見かけるんですが、まさか城端にあったとは!
 きょうのいでたちは緑のコサシルクに茶黒の無地袴、辛子の角帯です。 あまり代わり映えしませんね…。 今日は右近下駄をおろしました。
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2005年4月21日(木)  No.624

おすすめサイト その10
 朝日町の宮崎海岸でヒスイの原石が採れるのはご存知でしょうか? 気になっていたのですが、今まで全く縁がありませんでした。 ところが意外にも城端で毎週ヒスイ海岸に通ってる人がいました。 この春から栄塾(さかえじゅく)をスタートさせた坂田夫妻です。
 高校の同級生なんですが、シブイ趣味だなぁ…と思ってたんだけど、透明感のあるヒスイを見せてもらったら考えが変わりました。 ヒスイって緑だけじゃなくいろいろあるんですね。 おぼろげながら魅力がわかった気がします。
 ヒスイ海岸便りというサイトをマメに更新していますし、毎週日曜日は現地で出張鑑定もしてるんですよ。
 きょうは緑黒の御召に薄クリームの半衿、茶黒の無地袴に、黒に近い無地羽織。 連日所望のお願いに回っています。 気持ちを新たにサラの白足袋をおろしました。
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2005年4月20日(水)  No.623

行楽はきもの姿で
 しばらく「きもの」日記とは離れた話題が続いてました。 …が、本日若葉さんとたらこさんがはるばる遊びに来てくださいました。 お二人ともきもの姿です。(わーい)
 若葉さんは白大島に黒地の蝶が舞う塩瀬帯。 たらこさんは結城を藍で絞り染めしたきものに、絞りの名古屋帯。 紺の薄物の羽織がかっこ良かったです。
 妻は馬下助左ヱ門の黄色系の紬に紬地に更紗の帯。 僕は白っぽい久留米絣に薄クリームの半衿、裂織の角帯をへたれ結びにして袴腰無しの木綿袴でした。
 たらこさんはきもの茶屋というサイトを開いてます。 日記も書いておられるので、めざせ!全国の着物日記リンクにも登録させていただいてます。 是非ご覧ください。
 きょうはお出かけ日和のいい天気。 そういえば若葉さんが前回来られた時もとってもいい天気でした。 晴れ女なのでしょうか? 
 夜は南砺市PTA連絡協議会設立準備委員会という長い題の会議に出席。 今までの城端町PTA連絡協議会を発展解消し、市の小中学校をまとめた組織を作るのです。
 組織が大きくなると、力も強くなりますが、焦点がボケる懸念もあります。 子どもたちの為に…という大前提を大事にしなくてはならないと考えています。
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2005年4月19日(火)  No.622

シャトル1号
 店が休みなので朝から夕方まで所望のお願いに回っています。 しかし天気が良いので外出してる方も多く、なかなかお目にかかれないのが残念です。
 休憩に入った紅茶専門店TeaBellで明日から本メニューになると言う自家製スコーンをいただきました。 「スコーンを出したくてこの店を開いた」とマスターが言うだけあって、クロテッドクリームとジャムをたっぷりつけて食べると絶品です。 午後のお茶にピッタリですね。
 家に帰って子どもと紙飛行機を作りました。 写真は完全オリジナルのシャトル1号(クリックすると拡大)。 どうです美しいでしょ?(強要モード) ちゃんと一枚の紙で折ってます。 滑空するように飛び、着陸しても倒れません。 紙飛行機ってまだまだ可能性がありますね〜。
 きょうはくすんだ黄色のコサシルクにベージュの半衿、黒に近い御召羽織に黒っぽい袴。
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2005年4月18日(月)  No.621

ひらかれた学校へ
 午後から小学校のPTA総会です。 いよいよ会長としてのスタートになります。 準備期間がなかったので、いろいろ心配しましたが、役員の皆様や小学校の教頭先生に支えられて、この日を迎えました。 昨年の今ごろは、しばらく続いたPTA役員からもはずれ、ラク〜な気持ちで参加したのですが…。
 総会では今年の活動方針「ひらかれた学校へ」についてお話ししました、ヘタで早口で短い会長挨拶だったので、会員のみなさんに上手くお伝えできたか不安です。 イメージ図を総会資料にも添付しました。 一目瞭然?かと思いますが…。

 学校、家庭、さらに地域住民、たくさんの大人の温かいまなざしが、子どもを事件・事故から遠ざけると信じています。 学校と家庭だけでなく、地域が子どもを守り育てるしくみを模索したいと考えます。
 さらには、子どもを仲立ちにして、学校と家庭はもちろん、地域と学校が繋がる、家庭と地域が繋がる…そんなイメージを持ってます。 子どもにとっても地域にとっても、そして家庭にとっても、かけがえの無い絆になることでしょう。
 一所懸命にかつ楽しんでPTA活動や地域の活動をしている保護者の姿を見せる事ができるなら、また地域の方が自分たちの為に身体をかけ貴重な時間をさいてくださってることを知るなら…。 子どもたちはきっと地域を愛し、人を愛せる大人に育つことでしょう。
 学校は地域の“核”です。 子どもを中心とした温もりのあるコミュニティを築きたいです。

 文章にはしませんでしたが、子どもたちの健康(元気)についても、PTAとして関わっていけたら…と思っています。
 校長先生と一緒に全クラスの授業を参観させてもらいましたが、中高学年では“疲れた”子どもがいました。 様々な要因があるのでしょうが、子どもは元気が一番ですよね。
 きょうは緑のコサシルクに白茶の半衿、辛子の角帯に、黒に近い茶の御召羽織に茶の羽織紐、白足袋に草履…までは14日と同じですが、袴を薄緑の横段にしました。
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2005年4月17日(日)  No.620

向野の桜
 雑誌などで紹介され、全国的にも有名になった向野の桜(むかいののさくら)です。 以前は野口の桜と呼ばれていたのですが、いつの頃からかこう呼ばれ始めました(写真をクリックすると拡大)。
 見事な枝振りのエドヒガンで濃い色の花を咲かせるので見応えがあります。 県外ナンバーのカメラマンがたくさん来ていました。
後ろの山々は都久波禰(ツクバネ)山系、通称東山です。 稜線が美しいでしょう。
 きょうは灰色縞の片貝木綿に茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2005年4月16日(土)  No.619

南砺の山々を守ろう
 昨秋は人里どころか民家にまで腹を空かせた熊が出没して大騒ぎになりました。 様々な要因が複雑に絡み合ってるのでしょうが、第一にエサとなるドングリの不作があげられると思います。
 広葉樹を伐採して、実のならない針葉樹(杉)を植林したが、採算が合わず手入れができない状態で、山林は荒れ果てています。
 落葉する広葉樹は、肥沃な土壌を作り山の保水力を増やし、深く根をはる木々とあいまって土砂災害の危険を減らす効果も期待できます。
 みどりの日(4/29)に「南砺の山々を守ろう」という植樹イベントが開催されます。 『ドングリのなる木を植えよう』という運動です。 詳細はサイトをご覧いただいて、関心のある方は是非ご参加ください。
 写真の竹の募金箱は城端駅構内観光協会事務所にもあります。
 きょうは伊勢木綿に地紋のあるベージュの半衿、帯なしでギャルソンエプロン、紺の足袋。
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2005年4月15日(金)  No.618

曳山祭の所望集め解禁
 先日発送した所望願い状が先様に届いた頃合いを見計らって一斉にお願いに回ります。 お金を集めさせていただくわけですから、失礼の無いよう、二人一組になりスーツ着用で伺ってます。 ただ庵連合会長は一人でも失礼に当たらないということなので、僕だけ単独で回らせていただいております。
 緑のコサシルクに白茶の半衿、辛子の角帯に黒茶の無地袴、黒に近い茶の御召羽織に茶の羽織紐、白足袋に草履の準礼装です。
 景気の厳しい時節にも関わらず快く話を聞いていただき、所望および祝儀をいただけることに感謝いたします。
 夜はPTAの全体役員会。 今年の役員の皆さんにお集まりいただき、活動方針と各委員会の行事予定を確認します。 
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2005年4月14日(木)  No.617

桜が見ごろです
 城端の桜が一斉に咲きました。
 例年より数日遅いのですが、その分一気に花開いた気がします。
 通学路にある神明桜のトンネル(左写真)、水月寺にある江戸彼岸桜(右写真)、別院の糸桜、見事な色の向野(むかいの)の桜、県の天然記念物;蝋山(ろうやま)越の彼岸桜自生地…etc.
 小学四年の娘が育てたギフチョウを放ちにいった際、さくら巡りをさせてもらいました。 自分の地域の素晴らしさを子どものうちから知る事はとても大事だと思ってます。
 きょうは青縞のウールに黒に近い焦茶の半衿、辛子の角帯に灰黒の袴。
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2005年4月13日(水)  No.615

南砺市のIT化
 「なんと-e」城端地区説明会に出席しました。 福光で3年以上前から始めているいーふくさん・どっとこむを南砺市全域に広げようというアイディアです。 会場となった南砺市起業家支援センター(通称;JEC)はニチコチの盛況です。 先達となった福光の方々が、立ち上げたいきさつや現況、技術的な事を説明してくださいました。
 nanto-eに関しては、これからシステム等の細部を詰めていくそうですが、できるならば、有機的なリンクを貼り合えるサイトにしてほしいです。
 終了後、城端の幾人かと話す機会があったのですが、「3年前ならすぐ飛びついたかもしれないけど、すでにサイトの蓄積があるし…」「高い」「このまま合流したら福光に飲まれちゃうカモ」という不安もありました。 僕は、広く薄い情報よりも、狭く濃い情報の方がインターネットでは必要とされていると考えています。
 同様なシステムを南砺市の総合案内板も採用しています。 
 実は合併して南砺市となるときに「市内をIT化して便利にする」というハナシでした。 庁舎やいろんな施設間はカメラ付きモニターで繋がれ、テレビ会議もできるというふれこみでしたが、合併して半年近く経ちますが、使ってる人を見た事ないです。 なかなか難しいですね。
 きょうは茶系のウールにスタンドカラーシャツ、ごつい帆布の袴、寒いので襟元のストールが外せません。
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2005年4月12日(火)  No.614

昼火事
 定休日の月曜ですが、曳山祭が終わるまで休みはお預けです。 昼から曳山連合会の準備をしました。
 城端曳山祭には当番町制度があり、六ヵ町で順に巡ってきます。 今年は西上が曳山連合会、庵連合会とも当番にあたります。 庵屋台は厄年までの若連中、曳山は町内の担当なのですが、人手不足もあって子(若連中)は親会のお手伝いもせねばなりません。
 曳山連合会は山町、警察、消防、行政など総勢40数名の大人数です。 広い善徳寺会館(茶所)の2階が手狭に感じました。
 曳山連合会の決議を経て、庵連合会の決議書が効力を持ちます。 準備しておいた所望願い状を投函しました。
 きょうは寒いのでグレーベースの木綿袷に黒の角帯、グレーの袴です。

 けたたましく消防のサイレンが鳴り響き、慌てて外に出ると、100mほど離れたお店が火事です。 きもの姿のままで誘導赤棒を持って駆けつけました。 ボランティア団体城端救護班は火事場等の交通整理をしています。
 火事は恐ろしいです、昨日みたいにフェーン現象で強い南風が吹いていたら…と考えるとゾッとします。 発見が早く大事に至らなかったのが不幸中の幸いでした。 ご近所の方々の機転に感謝します。
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2005年4月11日(月)  No.613

別院前でマツケンサンバ
 きょうは待ちに待った(?)マツケンサンバ開催日。 心配だった天気も大丈夫そうで、むしろ暑いくらいです。
 ウチの子も、朝起きるなりいそいそと準備を始めました。 揃いのハッピに身を包み、小学校2年生の子どもたち60名は早くから集まって、きちんと整列して待ってます。
 当方の段取りが悪くスタートが遅れましたが、辛抱強く待っててくれた観覧の方々&子どもたち…ありがとうございます。 保護者の方の参加もあってとても賑やかになりました。 僕も一緒に踊りましたが、難しいですね〜、アレ(笑) でも子どもに教えられて踊るのも楽しいです。 みなさんにこやかに踊ってましたから(写真をクリックすると拡大)。
 終了後、子どもたちににしまち商店会より御礼の気持ちのメロンパンとブドウパン(知る人ぞ知る“パンのうえの”さん製)を渡しました。

 今回の城端しだれ桜まつりの隠されたテーマは「きものを着よう」でした。 商工会女性部の花見団子、大谷婦人会の呈茶、商店のおかみさん、東町の方々、機の声じょうはなのみなさんetc…。 きもの姿の方が町中に溢れてました。 たくさんのお客様もきもの姿で一日を過ごされたんですよ。 事情を知らない方はビックリされたんじゃないでしょうか。 城端はどんどん和のワンダーランドになっていく気がします、ワクワク。
 フェーン現象で最高気温は27℃と夏日でした。 涼やかに白っぽい久留米絣に裂織りの角帯、薄茶の木綿袴。
 夜は紋付袴に着替え庵連合会。 庵連合会決議事項書を採択しました。 いよいよ祭モードに突入です。
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2005年4月10日(日)  No.612

東町が盛り上がってます
 城端しだれ桜まつりも残すところあと二日になりました。 今年の特徴は東町通りで自発的なイベントがあったことです。
 例年ですと別院をメイン会場にし、西町通り周辺に…という感じなんですが、今回は違います。
 仕舞屋(しもたや)さんが喫茶店を開いたり、期間限定の古着屋がオープンしたり…。 また「機の声じょうはな」のみなさんはアンティーク羽織をまとい、そぞろ歩きで町中を案内したり…。
 みなさん楽しみながら動かれました、主催の商工会のお株を奪う活躍(?)です。 お陰で別院→西町→東町という新しい回遊ルートができました。 つづら小路(こみち)を通り抜ける方もいつも以上に多かったです。
 3月に「じょうはな懐かし道具展」を開催したときも、東町の方々は積極的でした。 新しい現場からの町おこしが始まった気がします。
 きょうはグレーっぽい縞の片貝木綿に青緑の半衿、黒の角帯に灰青の袴にグレーの足袋。 薄手の格好ですが、ちょうどいいくらいの陽気です。 桜もようやく色づきました。
 夜は曳山祭保存会の会議に出席しました。 祭までもうすこし、これからかなり忙しくなりそうです。
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2005年4月9日(土)  No.611

もう一つの卒業
 今春小学校を卒業した長男は、同時に善徳寺土曜学校も卒業する事になります。
 ありがたいことに表彰状をいただきました。「あなたが当土曜学校に六年間精勤せられましたことは仏の子供としての模範であります」…もったいない。
 以前は日曜学校と呼ばれていたのですが、学校週休二日制にともなって土曜開催になりました。 地域で子どもを守り育てる考えを昔から実践してくださってる善徳寺に感謝です。
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に焦茶の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴、グレーのタビに右近下駄。
 夜はPTA運営委員会。 宿題もでき、役員のみなさんにようやく活動方針を文書で伝える事ができました。 後日この日記でも紹介する予定です。
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2005年4月8日(金)  No.610

個人情報保護についての当店の考え方
 先日「品川恭子さんの電話番号を教えて欲しい」と見ず知らずの方から電話がありました。 『どなたですか』と尋ねると「ミナミです」『どちらのミナミさんですか?』と聞くと初めて「産經新聞のミナミです」と名乗りました。
 「3月15日の産經新聞夕刊に品川さんの写真入り記事が載り、読者からの問い合わせがあったので連絡先を教えて欲しい」のだそうです。 自社が記事にしたのに品川さんの連絡先を当店に尋ねてくるのはどう考えてもおかしいし、電話ではミナミ氏の素性もわかりませんので、丁重にお断りして電話を切りました。
 念のため産經新聞に電話してミナミという方がおられるか問い合わせました。「ミナミは10名在籍しております」『あ、そうなんですか。読者からの問い合わせだとおっしゃってましたが…』「それなら読者サービスセンターのミナミかもしれません。お繋ぎしましょうか?」『あ、いえ、けっこうです。ミナミさんが産經新聞におられるんならいいんです。不審な電話かと思いましたので』「でもお繋ぎします」と半ば強引に繋がれてしまいました。
 ミナミ氏には「電話番号も大切な個人情報なのでお伝えする事はできません」とだけ話して電話を切ったのですが、御本人は問題点に気付いているのでしょうか? 匿名の読者からの電話で、取材先の電話番号を伝えてしまうことに対する懸念はまったくないようです。
 電話口で、あたかもこちらがクレーマーであるかのような扱いを受けて憮然としております。
 前フリが長くなりましたが、当店ではお客様の個人情報を第三者に提供するような事は決してありません。
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 きょうは長男の中学校入学式。 妻は水色地加賀友禅訪問着。 梅枝が斜めに配置されています。 帯は母の若松柄の綴袋帯を借りました。
 僕は出席できなかったので、いつものように白茶の木綿に茶色の袴、裂織りの角帯をへたれ結びにして、コーヒーブラウンの足袋に右近下駄。 衿を辛子色にしてアクセントにしてみました。
2005年4月7日(木)  No.609

城端小学校入学式
 南砺市になって初めての入学式。 PTA会長の代理…ということで出席しました。 初めて来賓席(しかも前線)に座って、ちょっとドギマギ…。 みなさんすみません、特等席に座らせていただいて。
 新しく入ってくる小さな子どもたちを見ているだけでほおが緩んでしまいます。 元気に育って欲しいです。
 今年のPTAの活動方針は「ひらかれた学校へ」です。 学校、家庭、さらに地域住民、たくさんの大人の温かいまなざしが、子どもを事件・事故から遠ざけると信じます。 一年かけて、地域が子どもを守り育てるしくみを模索したいと考えています。
 さらには、子どもを仲立ちにして、学校と家庭はもちろん、地域と学校が繋がる、家庭と地域が繋がる…そんなイメージを持ってます。 子どもにとっても地域にとっても、そして家庭にとっても、かけがえの無い絆になることでしょう。
 城端ではお母さんのきもの姿が増えています。 今年はおよそ8割という高率でした(写真をクリックすると拡大)。 ウレシイです。 好天に恵まれて親子三人でゆっくり歩いてる姿が好ましかったです。
 きょうはちょっと気合いを入れて、深川鼠の御召に柳色の襦袢、香色の半衿、辛子の角帯に横段の薄苔色の袴、木賊色の羽織に旦那茶の草履、白足袋に白扇です。
 城端小学校校歌を数十年ぶりに歌いました。 いいですね、母校の校歌って。 元気になります。
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2005年4月6日(水)  No.608

ロボット南ちゃん
 癒し効果のあるロボット「パロ」が一般発売になりました。 このパロは城端出身の柴田崇徳さんが開発し、城端の企業(株)知能システムが販売しています。
 パロには視覚・聴覚・触覚・運動感覚があり、なでたり抱いたり話しかけたりすると反応します。 やさしくコミュニケーションするとうれしく感じ、叩くと怒ります。 
 タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしたのは、外観が愛らしく、かつ犬やネコのように身近じゃないので本物と比較される事が無いからだ、と以前聞いた事があります。 かなり前に試作品に触れる機会がありました。 そのときはモーター音がしていましたが、いまは全く聞こえません。 昨年のつごもり大市にも出演(?)しましたが、小さい子どもに大人気でした。
 北陸銀行城端支店を皮切りに(4/8まで)各支店を行脚するということです。 お近くに「南ちゃん」がお邪魔した際には優しく声かけして撫でてやってください。
 きょうは茶縞のウールにスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋に右近下駄。
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2005年4月5日(火)  No.607

春色木綿のきもの展
 4月2日から10日まで(城端しだれ桜まつり期間中)店内で「春色木綿のきもの展」を開催いたします。
 春めいた色目のよきもの倶楽部のプレタきものに当店オリジナルのリバーシブル半幅帯をコーディネート。 よきもの倶楽部のきものブラウスを組み合わせれば、すぐに着られます。 気軽にお出かけしませんか?
 きょうは細かい地紋の古着物に茶の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴、黒繻子の足袋です。
 学校は春休み、店も定休日です。 この格好で、妻の千登世のささやかな誕生会を桜ヶ池の「かず良(ら)」で開きました。 自宅だと結局千登世を働かせてしまうので…。
 手打ちウドン&ソバ、馬刺、ドジョウの唐揚げ、岩魚の塩焼き…美味しかったぁ…。
 夜に臨時庵連合会を開催しました。 すでに今年5回目になります。 曳山祭も間もなくです。
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2005年4月4日(月)  No.606

町PTA解散宴会
 昨年11月に南砺市となり合併したことで、城端町PTA連絡協議会(小中PTAの連合体)が解消されることになりました。
 昨夜は関係者が集まって最後を惜しむ会が開かれました。 僕はまだPTA会長になっていないのですが、お声をかけていただき参加しました。
 入船(いりふね)のフルコース(?)を初めて味わいましたが、すっごいボリュームです。 二次会はお決まりの珈城(こじょう)。 教育・まちづくり・政治について熱く語り合ったので、結局午前サマに…。
 でも、城端には地域を愛し子ども達を愛する熱い人たちがこんなにいるんだと再確認しました。
 町PTAは解消しますが、連絡はこまめに取り合う事になってます。 さらに保育所母の会にも声をかけて、地域ぐるみで子どもを育てる必要があると考えます。
 きょうは小雨模様。 伊勢木綿に青緑の半衿、ギャルソンエプロンの軽装です。
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2005年4月3日(日)  No.605

城端しだれ桜まつりが始まりました
 今年は桜の開花が遅れてますが、城端しだれ桜まつりが始まりました。
 越中城端の古刹、城端別院善徳寺には樹齢350年になるしだれ桜(糸桜)があります。 この桜が咲く期間だけ、式台門という格式のある門が一般開門されます。 また町内にはいくつも桜の名木があり、見事な花を咲かせます。 この桜の季節に町中では桜にちなんだ様々な催しを企画し、お越しになる方に楽しんでいただいております。
 当店では手作り教室『松ぼっくりを使ったかわいい置物〜桜模様の台にのせて〜』を開催しました。 そんなに宣伝もしていないのに、お年寄りから子どもまで沢山の人がこられました。ありがとうございます。
 もし御希望のかたがおられましたら、しだれ桜まつり期間中(4/2〜10)も継続して教室を続けようかと思っています。
 きょうは青いウールに青鈍(あおにび)の半衿、黒の角帯に薄めの柳色の袴をV字結びにして、草色の足袋に右近下駄。
 しばらく休止していたブログを再開しました。
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2005年4月2日(土)  No.604

きものの似合う街 城端
 きょうはぽっかぽかのいい天気。 ネットで知り合ったもえぎさんと若葉さんが遊びに来られました。 お二人とも着物姿です。 もえぎさんは草色の縞紬に薄い桜色の名古屋帯。 若葉さんは紺地の紬にブルーグレーの帯。 お二人で古い街並を散策なさいました。 別院の桜はまだ咲いていませんが、お二人の姿はきっと城端の街並に映えたことと思います。
 みなさんもきものの似合う町 城端を散策なさいませんか? 4月10日桜の咲く頃、まちなかはきもの姿で賑わう予定です。 呈茶(抹茶+お菓子)が無料になるサービスも企画してます。
 僕も少し春の装いがしたくって、薄茶の木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、自分で染めたコーヒーブラウンの足袋。
 あ、もえぎさんに「学生時代、漫研に在籍してました」と告白するの忘れてた(笑)
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2005年4月1日(金)  No.603

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